ベルアートのひび割れについて。下地のボードの繋ぎ目にクラックが入っているのが、見て取れます。この場合の補修補法です。
まずひび割れの幅に注目して下さい。
髪の毛2本分ほどのクラックになります。この場合クラック幅が細すぎますので、補修方法はシーリング材を上から被せる方法しかありません。上からシーリングを被せてもクラックは止まりません。
塗り替えしてもすぐにひび割れが起きます。下地調整剤で十分ですという業者や塗り固めるといった施工方法はあり得ません。
ひび割れを広げる方法をとります。
電気サンダーでVカットします。わざとひび割れを大きくします。次にパテをします。もちろんノンブリードのパテ剤を選択します。それと同時に建物が動く力に対応する収縮性のあるものを選びます。可塑剤の入っているもので補修すると、補修跡が2年くらいしたら浮き出てきますので要注意です。
パテをして廻りのパターンをコテで再現します。ウエーブやくしびきといった具合にです。
塗料の選別についてですが、この場合微弾性塗料の下地を作ります。高弾性でも大丈夫です。
中塗りや、上塗りは固い塗料は避けてください。
できればベルアート推奨塗料がお勧めです。
予期せぬクラックが起きやすい外壁材ですので、トップコートには高価なものを選ぶ必要はありません。12年周期でのメンテナンスをしっかり考えることが大切です。
吹き付けは絶対にやめてください。
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