木造住宅の防水(FRP)に最適メンテナンスは、
ウレタン防水層で保護できます。
①メッシュ(補強布)
立ち上がり部 平場ではメッシュの張り方や材料が違います。
また重ね幅も重要になりますので、知識と技術が必要です。
立ち上がりは下地の防水シートや笠木の取り付け方一つも
重要です。
②シート
改修工事等 膨れや捲れがある場合は必ず撤去になります。
撤去せずに湿気を閉じ込めると膨れます。
メンテナンスは早期にやるのがポイントです。
シート用のトップコートで済めば、
莫大に費用が変わります。
③塗膜防水
下地(躯体)からのひび割れが生じやすい為、メッシュで補強を
入れるとより強さが増します。
仮に現在雨が降ってクラックのような雨筋が出た時、
防水をその上から流すのはNGとなります。
クラック補修方法はVカット補修です。
細かいクラックをまず広げるんです。
サンダーでVの字に削ります。
削った表面をカチオンセメントで補修致します。
肝心なクラックを見逃してはいけません。
防水層の造りの注意点は・・・
主に 範囲が広いと1液性より2液性になります。
使用メーカー 日本特殊塗料タフシール 旭硝子サラセーヌ 等。
予備知識
密着工法と絶縁工法があります。
違いは何か?
大まかに言えば面積と建物の構造です。
面積が大きいのにFRP防水は完全に向いてないですし不可能です。
この場合マット(呼吸のできる)防水を施して、
50~70㎡に対してこの脱気筒で通気させることが重要です。
脱気筒の数は少なければ躯体に悪影響になります。
面積が広く雨漏りが発生した瞬間、防水層の撤去にもなります。
また様々な部分も重要視しなければなりません。
アスファルト防水の立ち上がりの下地には煉瓦を積み上げていく工法もあります。
また、防水層の立ち上がりが50センチ以上ありますと、
金物押さえという水切りでシートをビスで固定します。
金物との隙間にはシーリング材で端末処理されますが、このシールが切れただけで、
雨は浸入しますので御注意下さい。
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